
スーパーやコンビニのフルーツコーナーでよく見かける、鮮やかな黄色と甘い香りが魅力のパイナップル。
デザートやジュース、ときには酢豚やハンバーグなどの料理にも使われていて、みなさんも大好きな方が多いのではないでしょうか。
とくに暑い季節になると、あのジューシーで甘酸っぱい味わいがたまらなく美味しく感じられますよね。
でも、「パイナップル」という言葉の響きを聞いて、ふと不思議に思ったことはありませんか?
「見た目は全然りんごじゃないし、味もりんごとは違うのに、どうしてアップル(apple)がついているんだろう?」
これって、一度気になり始めるとすごく気になりますよね。
もしかしたら、あなたも子どもの頃からずっと疑問に感じていたことかもしれませんね。
実はこの名前には、私たちが想像もつかないような、誰もが驚く面白い歴史が隠されているんですね。
この記事では、そんなパイナップル 名前の由来に関する気になる疑問を、分かりやすくスッキリと解決していきます。
読み終わる頃には、きっと誰かに自慢して教えたくなるような、とっても素敵な知識が身についているはずですよ。
それでは、この不思議で魅力的なフルーツの謎を、私たちと一緒に解き明かしていきましょう!
パイナップルの名前の由来は「松ぼっくり」と「りんご」の組み合わせ!

パイナップルの名前の由来、まずはその結論からズバリお伝えしますね。
この不思議な名前は、英語の「pine(松)」と「apple(果実・りんご)」という二つの単語が合わさってできた言葉なんです。
この2つの言葉がぴったりとくっついて、「pineapple(パイナップル)」という一つの単語になったんですね。
言葉の成り立ちだけを見ると、なんだか、とってもシンプルな組み合わせだと思いませんか?
でも、ここでまた新たな疑問が湧いてきますよね。
「松とリンゴって、パイナップルという南国のフルーツと全然関係ないのでは?」と、さらに謎が深まってしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。
私も初めてこの事実を知った時は、「どうして全く別の植物の名前をくっつけたの?」と頭のなかが「?」でいっぱいになりました。
実は、ここには数百年という長い時間をかけた、とても面白い言葉の歴史が関係しているんです。
驚くべきことに、元々「pineapple」という言葉は、今私たちが美味しく食べているあの甘いフルーツを指すものではありませんでした。
なんと、私たちが秋になると公園などでよく見かける「松ぼっくり(松かさ)」のことを指していたんですね。
これって、すごく意外な事実ですよね!
現在のあのトゲトゲとしたフルーツのパイナップルに、この名前が使われるようになったのは、もっともっと後の時代のことなんです。
では、どうして松ぼっくりを意味していた言葉が、はるか遠くの南国のフルーツに使われるようになったのでしょうか。
そのなんとも不思議な理由について、次の項目でさらに詳しく、歴史の糸をほどくように見ていきましょうね。
なぜ果物なのに「松」や「りんご」が入っているの?

昔の英語では「松ぼっくり」そのものを指す言葉だった
パイナップルの名前の由来をたどっていくと、時代は中世のヨーロッパにまでさかのぼります。
昔の英語圏の人たちは、松の木からぽとぽとと落ちてくる、あのコロコロとした松ぼっくりのことを「pineapple」と呼んでいたんですね。
文字通り、松(pine)になる果実(apple)、という意味合いで使われていたとされています。
私たち現代の日本人の感覚からすると、「松ぼっくりって果実なの?食べられないのに?」と、なんだか不思議に思ってしまいますよね。
でも、大昔の人たちにとっては、木に実る丸っこいものは、みんな果実のような感覚だったのかもしれませんね。
この時代には、南国のフルーツであるパイナップルは、まだヨーロッパの人々に発見されておらず、誰もその存在を知りませんでした。
だからこそ、当時の人々にとっては「pineapple=松ぼっくり」という認識がごく当たり前のことだったんですね。
私たちが普段使っている言葉も、昔は全然違う意味だったなんて、言葉の歴史って本当に面白いですよね。
「apple」は昔、リンゴだけではなく「果実全般」を指していた
ここで、きっとあなたも「もう一つの大きな疑問」を感じているのではないでしょうか。
「松から落ちてくるからpine(松)は分かるけど、なんでapple(リンゴ)なの?」という疑問ですよね。
これってすごく当然の疑問だと思います。
実はこれにも、古い英語の成り立ちが深く関わっているんです。
現代の英語で「apple」といえば、スーパーに並んでいる真っ赤で丸い「リンゴ」のことを誰もが想像しますよね。
でも、昔の英語では、リンゴという特定の果物に限らず、「木になる果実全般」のことを広くまとめて「apple」と呼んでいたと言われています。
つまり、当時の「pineapple」という言葉は、「松のリンゴ」という意味ではなく、シンプルに「松の果実」という意味で使われていたんですね。
この事実を知ると、パズルのピースがカチッとはまったように、なんだかとてもスッキリしませんか?
言葉の意味も、時代が流れるとともに少しずつ変化していくものなんですね。
18世紀ごろに見た目が似ている熱帯フルーツへ名前が移り変わった
それでは、どうしてただの松ぼっくりの名前が、あの黄色くて甘いフルーツの代名詞になってしまったのでしょうか。
それは、ヨーロッパの人々が海を渡って南国を探検し、これまでに見たこともない新しいフルーツを発見したことが大きなきっかけと言われています。
探検家たちが初めてパイナップルを見たとき、そのゴツゴツとした表面や独特の形を見て、「なんだか大きな松ぼっくりみたいだな!」と直感的に思ったそうなんですね。
確かに、じっくりと観察してみると、表面のひし形の模様など、松ぼっくりにそっくりな形をしていますよね。
そこから、「まるで松ぼっくり(pineapple)のような形をしていて、リンゴ(apple)のように甘い香りと味がする素晴らしいフルーツだ!」ということで、徐々にこの名前が使われるようになったとされています。
そして18世紀ごろには言葉の意味がすっかり転用され、「pineapple=現在の南国フルーツ」を指すのが一般的になったそうです。
昔の探検家たちの豊かな想像力と素直な驚きが、そのまま現代の私たちにまで引き継がれているなんて、とってもロマンチックだと思いませんか?
名前の由来には、当時の人々の感動がギュッと詰まっているんですね。
パイナップルの名前の由来に関する意外な3つの豆知識をご紹介!

日本でよく見かける漢字表記「鳳梨(ほうり)」の秘密
パイナップルは、お店のポップなどではカタカナで書かれていることがほとんどですよね。
でも、実は漢字で書かれることもあるのをみなさんはご存知でしたか?
最近人気の台湾産パイナップルなどをスーパーで見かけると、パッケージに「鳳梨」という立派な漢字が書かれていることがありますよね。
「ほうり」や、台湾の言葉で「オンライ」と読まれるこの漢字、なんだかとってもかっこよくて縁起が良さそうだと思いませんか?
実はこれにも、とても素敵な由来が隠されているんです。
この「鳳梨」という名前は、中国の伝説に登場する神聖な鳥である「鳳凰(ほうおう)」に関係していると言われています。
パイナップルの上の部分についている、あのギザギザとした硬い葉っぱの形。
あれが、鳳凰の美しい尾羽にとてもよく似ていることから、この「鳳」という漢字が当てられたとされているんですね。
また、「梨」という字が使われているのは、果肉が梨のようにみずみずしくて甘いから、という説が有力です。
英語では「松とリンゴ」という見た目と味の組み合わせでしたが、漢字圏では「伝説の鳥と梨」なんですね。
どちらも「見た目」と「味」から名前がつけられていて、文化は違っても発想が似ているところがとっても面白いですよね!
世界中で広く使われているもう一つの呼び名「アナナス」
パイナップルは英語から来た名前ですが、実は世界的に見ると、全く別の名前で呼ばれることの方が多いんですね。
フランス語やドイツ語、イタリア語やロシア語など、ヨーロッパをはじめとする多くの言語では、「アナナス(ananas)」と呼ばれているんです。
もしかしたら、植物園の温室などでこの名前の植物を見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
この「アナナス」という言葉は、パイナップルの原産地である南米の先住民の言葉がルーツになっているとされています。
現地の言葉で「亀の実」を意味する言葉や、「素晴らしい果物」という意味を持つ言葉から来ている、などいくつかの説があるんですよ。
ヨーロッパにパイナップルが初めて伝わったとき、多くの国々はこの先住民の言葉に敬意を払い、そのまま「アナナス」という名前を取り入れたんですね。
でも、イギリスを中心とした英語圏の人たちだけが、「いや、どう見ても松ぼっくりに似てるからパイナップルにしよう!」と独自の道を突き進んだわけです。
その英語圏の言葉が後に日本にも伝わり、私たちは今、当たり前のように「パイナップル」と呼んでいるんですね。
言葉の伝わり方や広がり方って、お国柄が出ていて本当に不思議で面白いと思いませんか?
フルーツに名前を奪われた「松ぼっくり」の現在は?
ここで、ちょっと可哀想で気になることがありませんか?
「元々pineappleと呼ばれていた本来の松ぼっくりは、名前を奪われた今、いったいなんて呼ばれているの?」ということですよね。
南国の美味しいフルーツにすっかり名前を譲ってしまった松ぼっくり。
実は、現在の英語では「pinecone(パインコーン)」と呼ばれているんです。
「cone(コーン)」という言葉には、「円錐(えんすい)形のもの」という意味があります。
アイスクリームのコーンと同じですね。
確かに松ぼっくりは、先が少し細くなった円錐のような形をしていますよね。
フルーツに名前を譲ったあと、松ぼっくりは新しく自分の形にぴったりの正確な名前をもらったんですね。
このエピソードを知ると、なんだか松ぼっくりが少し愛おしく思えてきませんか?
私たちも、これからは秋に松ぼっくりを見るたびに、「あなたが初代パイナップルだったのね、名前を譲って偉かったね」と心の中で声をかけてあげたくなりますよね。
パイナップルの名前の由来に関するまとめをおさらい!

ここまで、パイナップルの名前の由来について、さまざまな角度から一緒に歴史をめぐってきました。
きっと、あなたにとってもたくさんの新しい発見があったのではないでしょうか。
ここで、今日ご紹介した大切なポイントを、もう一度分かりやすく整理しておさらいしてみましょうね。
- パイナップルの名前は、英語の「pine(松)」と「apple(果実・りんご)」が組み合わさって誕生した言葉です。
- 驚くべきことに、もともと「pineapple」はフルーツではなく、松の木になる「松ぼっくり」を指す言葉でした。
- 昔の英語では、「apple」はリンゴだけではなく、木になる果実全般を広く意味する言葉として使われていました。
- 18世紀ごろになり、形が松ぼっくりに似ていてリンゴのように甘いこのフルーツに、名前がそのまま移り変わりました。
- 漢字では「鳳梨(ほうり)」と書き、上の葉っぱが伝説の鳥・鳳凰の尾羽に似ていることが由来とされています。
- 世界的には「アナナス」と呼ばれることが多く、これは南米の先住民の言葉がルーツになっています。
いかがでしたか?
普段、何気なく美味しく食べているフルーツに、こんなにも壮大で面白い歴史が隠されていたなんて、本当に驚きですよね。
昔の人たちのユニークな発想や勘違いが、私たちが使う今の名前に繋がっていると思うと、とってもワクワクしてきます。
さあ、美味しいパイナップルを味わってみませんか?

パイナップルに隠された、こんなにも素敵な物語を知ってしまったあなた。
もしかして、今すごくパイナップルが食べたくなっていませんか?
ここまで一緒に謎を解き明かしてきた私は、なんだかもう、あの甘酸っぱくてジューシーな香りが鼻の奥に漂ってきたような気がしています。
次にスーパーや八百屋さんでパイナップルを見かけたときは、素通りせずに、ぜひその形をじっくりと観察してみてくださいね。
「あ、言われてみれば、本当に大きな松ぼっくりみたいだ!」と、きっと今までとは違った新鮮な気持ちで楽しめるはずですよ。
お店の店員さんにも、思わずこのお話をしたくなってしまうかもしれませんね。
そして、ご家族やお友達と一緒にパイナップルを食べる時には、「この名前の由来、知ってる?」と、今日知った豆知識をこっそり教えてあげてくださいね。
きっとみんなも、「へえ!すごい!知らなかった!」と目を丸くして驚いてくれると思いますよ。
さあ、今度の週末は、甘くて美味しいパイナップルを買って、大切な人と一緒に笑顔あふれる時間を楽しんでみませんか?